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■新潟の米司郎について

米司郎

株式会社 米司郎


所在地 新潟県南魚沼市大月606番地
電話番号 025-772-7608
FAX 025-773-6729
ホームページ http://www.takejirou.jp/index.html/

■ 米司郎について


 米どころ・新潟の中でも、魚沼は優良な米の産地として全国的にも知られています。
 いまでこそ全国にたくさんの地域特産のブランド農産物がありますが、 魚沼産のコシヒカリ、といえば、それらの先駆けとして早くから有名な地域農産物でした。このように魚沼という土地がコシヒカリの栽培に適し、米の一大産地として確立された理由はなんでしょうか。

 それは、魚沼の自然環境が米作りに恵まれていたことがひとつの大きな要因です。
 まずは、越後山脈から流れる豊富な雪解け水。 山からの雪解け水は、ミネラルが豊富な軟水です。 この雪解け水は夏場でも冷たいので根腐れなどの障害を起さず、 稲刈りまでの間、しっかりと稲穂に栄養を蓄えることができます。

 次に、米作りに適した気候です。 魚沼の地形は盆地なので、朝晩の寒暖の差が大きな地域です。
 稲穂が実る期間も昼夜の温度差が大きく、そのぶん登熟期間が長い為、粒の重い、アミロース含有の低いコシヒカリが出来上がります。 (アミロースの含有が低いお米は粘りが強く冷めても美味しいと一般的に言われています。) 稲穂が付いてからの登熟期間が長いことで、米1粒1粒がしっかりと熟し、栄養と旨みが充実します。

 そして自然環境とはまた別の、大きな理由として、魚沼で米作りに携わる人々が米作りへの努力をずっと続けてきたこともあげられます。
 この魚沼地域では50年ほど前からずっとコシヒカリが栽培されてきました。 この長い間培ってきた農家の方々の技術や経験、そして弛まない努力と情熱が、今も魚沼のコシヒカリの美味しさを支えています。

魚沼の風景 冬

魚沼の風景 冬

魚沼の風景 初夏

魚沼の風景 初夏

 今回はその魚沼で米作りをしている「米司郎」をご紹介します。 「米司郎」で栽培されているのは無農薬のお米です。
  「米司郎」は、現在新潟屋で正月飾りをご紹介している「竹治郎」のもう1つの事業です。 「竹治郎」の紹介でも記載している通り、大河ドラマ『天地人』の舞台として知られる坂戸山や雲洞庵のすぐ近くでお米の栽培をしています。 実際にお米を作っている田んぼのすぐ脇でも、当時ドラマの撮影がされていたそうです。
 長年魚沼の地でコシヒカリを栽培し、4代目となる「米司郎」代表の山本さんは、以前から自然環境にやさしい米作りは出来ないかと考えていたそうです。 そして、環境にはやさしく、味は美味しいお米を目指し、農薬を使わない米作りを5年ほど前から始めたそうです。
 農薬や化学肥料を使う栽培方法の代わりとして、山本さんが選んだのは微生物を活用した「自然微生物農法」という栽培方法です。

田植え

田植え

手作業での除草

手作業での除草

 この自然微生物農法とは、お米を栽培する田んぼの土に微生物の液を散布し、土壌を健康にすることによって、病気に強い稲を作ります。 化学肥料や農薬を使って、土を改良し病害を抑えるのではなく、 微生物の働きという自然の力によって、土壌を活性化させ病気や害虫を抑制するので環境に配慮した栽培方法です。
   この微生物の液は、有用な微生物と精製していないブラウンシュガー、そして海藻を合わせ培養して作るそうです。 また、用途に応じて異なったタイプがあり土壌改良液のほか葉面散布液や病害虫液など、それぞれの状況に合わせて 成分を調整し培養して田んぼに散布します。

 微生物の液は自家製のもので、山本さんも自ら微生物を培養し液を作っています。 1Lの液体から培養を重ね、最終的には200Lまで増やすことができるそうです。ただ、非常に多くの田んぼでお米を作っているため、相当な量の液が必要となります。米作りの期間は何度も培養を重ねていくそうです。

微生物液の培養

微生物液の培養

微生物液の培養容器

微生物液の培養容器

 自然微生農法で作られたお米は、農薬や化学肥料を一切使用しなくとも自然界の微生物の働きによって、土壌本来の力を活性化させ、稲を丈夫に育て、ミネラルやアミノ酸などの旨み成分が抜群に濃いお米を育てる農法なのです。

 また、肥料にはケイフンやコヌカ、ワラなど有機質肥料だけを使います。 ケイフンは窒素・リンサン・カリを補充し地力を高め、コヌカは雑草を抑制するだけでなく、微生物のエサとしても有用です。 ワラは稲刈り時に土に戻すことで、土の力を維持しています。

微生物液の散布 田植え前

微生物液の散布 田植え前

微生物液の散布 田植え後

微生物液の散布 田植え後

  ただ、最初からこの栽培方法が上手くいったわけではありませんでした。 初めのころは、それ以前と同じような収穫はできませんでした。 特に、除草は全て人力になったことで手間と時間が必要となって大変苦労したそうです。
  しっかりとした収量が取れるようになったのは、つい2~3年前のことだそうです。 初めは苦労をし、何度も挑戦をし続けたことで、今の美味しい無農薬のお米が安定して作れるようになったのです。

山本扇児 代表

山本扇児 代表

微生物液の散布3

微生物液の散布

 「自然のままが一番良いのです」と山本代表は言います。 もともと田んぼのものである、コヌカやワラを肥料として田んぼの土に返すことで、自然な循環となります。
 余分なものを加えるのではなく、もともと自然にあったものを再び土に返すこと。 この自然な循環が米司郎と山本代表が目指す、環境にやさしく、味は美味しい米作りなのです。
 「毎日食べるお米が無農薬なので安心して食べられること、そして、元気な土の力で育ったお米が何より美味しいことが嬉しい」そうお話してくださった山本代表が作る米司郎の無農薬コシヒカリ、ぜひ一度ご賞味ください。
(写真協力:株式会社 米司郎)