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■エチゴビールについて

エチゴビール

エチゴビール株式会社

所在地 新潟県新潟市西蒲区松山2
電話番号 0256-76-2866
FAX 0256-72-7441
ホームページ http://www.echigo-beer.jp/

■ エチゴビールについて


 平成6年(1994年)に、それまで大手ビールメーカーのみに限られていたビールの製造が、国の緊急経済対策のための規制緩和政策の一環として最低製造数量基準をそれまでの2,000キロリットルから60キロリットルに下げたことにより、全国各地で地ビールメーカーを目指し、われ先にと激しい競争が起こりました。
 そして、その地ビール醸造免許の第1号を取得したのがこの「エチゴビール」なのです。

現在の製造工場

現在の製造工場

遡上場

今はレストランとなっているビールパブ
かつてここでビールを造っていました

 新潟市の旧巻町(平成17年に合併)に上原酒造と言う明治23年に創業された日本酒の酒蔵があります。定番酒は「越後鶴亀」と言い、カップ酒に横尾忠則氏の描いたラベルが貼られていることでも知られています。

 この酒蔵の5代目の現当主、上原誠一郎氏がこの「エチゴビール」設立の張本人なのです。同氏は東京芸術大学を卒業の後、イタリアに渡りイタリア古典仮面喜劇を学び、俳優・演出家としてヨーロッパを中心に公演活動をしていた経歴の持ち主です。ヨーロッパ滞在中にドイツ人の女性と結婚したことでビールに親しみ、ビール作りに興味を持ってもごく当然の成り行きだったと推察されるのです。14年に亘るヨーロッパ滞在に、父親の訃報に接したことで終止符を打ち、新潟に戻り家業を継いだのは平成2年(1990年)、地ビール解禁となる4年前のことでした。
 ヨーロッパでのビール事情を見てきた同氏は、地ビールによるビール文化を日本に根付かせようと真剣の思いで地ビール事業に着手し、周到な準備をして第1号の醸造許可を取得したのでした。

ビールパブのカウンター越しのタンク01

ビールパブのカウンター越しのタンク

ビールパブのカウンター越しのタンク02

 この後に全国で数多くの地ビール事業への参入が続き、大きなブームとなったことは皆様も良くご存知のことと思います。しかし日本での地ビール事業の難しさに多くのビール蔵が直面し、倒産や廃業するところが相次いだのでした。
 ここエチゴビールも例外でなく、経営難から上原社長は地ビール事業を親戚筋の企業に引き継いでもらい、家業である日本酒造りに専念することになりました。

 エチゴビールでは、新設されていた年間2万キロリットル製造可能な設備を利用し、それまでに培って来た技術やノウハウに更に磨きを掛けて、地ビール免許第1号の名に恥じない、ビール本来の美味しさ詰め込んだ高品質のビールを造り続けております。

  日本では「‘じゃあまず’ビールでも飲みましょうか」と言われることが多い、と現社長の行田氏は言います。そのような保存・保管がしやすいように造られた、大手メーカーと同じラガー系のすっきりタイプのビールを我々は目指しているのではありません。「取り敢えず飲むビール」ではなく、ビールの本当の美味しさを楽しめるしっかりとした個性的な味わいのあるエール系のビールを造っているのです、と。

エチゴビール工場 貯蔵タンク

エチゴビール工場 煮沸

エチゴビール工場 仕込

 ここのように仰る行田社長のお父様は日本酒造りのベテラン杜氏だったそうで、日本酒とビールの違いはあれ、共に持つ酒造りに対する強いこだわりはキチンと受け継がれているように感じます。そのひとつはビール酵母を自家培養していることです。ビール酵母は、麦汁の中の糖分をアルコールと炭酸ガスに変える、ビールの味を決める大切な原材料で、ビール造りのカギを握っているとも言われるほど重要なものなのです。それを自社で研究し、培養を続けているわけですからその意気込みと自信のほどは、数ある地ビールメーカーの中でも格別と言えるでしょう。


高橋醸造師

高橋醸造師

醸造タンクの内部 麦汁

醸造タンクの内部 麦汁

 このように本格派ビールにこだわり続けるエチゴビールでは、製品をアメリカに輸出をしておりますし、最近豊かになり始めたロシアの富裕層にビールが受け入れられてきてことから、ロシアへの輸出も始めました。また、本サイト運営企業の片山商事のプライベートブランドのビール「粋生BEER」(缶入り麦芽100%プレミアムビール)の製造もここエチゴビールで行っています。

  しかしながら現在の製造量はまだ年間2000キロリットル足らずで、製造能力のまだ10%程度しか稼動しておりません。需要が増えることにより製造量を増やせれば、コストダウンを図れるようになり、本当のビールを手軽に安く楽しむことが出来るようになるのです。是非皆様も麦芽100%の地ビールの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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