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■新潟の越後亀紺屋藤岡染工場について

越後亀紺屋藤岡染工場

越後亀紺屋藤岡染工場

所在地 新潟県阿賀野市中央町2丁目11-6
電話番号 0250-62-2175
FAX 0250-62-1949
ホームページ http://www.kamegonya.com/index.html

■ 越後亀紺屋藤岡染工場について

 阿賀野市は新潟市の北東に位置し、全長210km全国第10位の長さの阿賀野川の流域にあります。旧水原町は、この阿賀野市の中心地で、毎年冬には約6000羽の白鳥が飛来する風物「瓢湖(ひょうこ)」があることで知られる地です。
 1746年(延享3年)に、江戸幕府直轄領として、かつて水原城があった跡地に代官所が設置されました。代官所の支配した地域は、現在の阿賀野市をはじめ、新発田市、胎内市、聖籠町と新潟市北区(旧豊栄町)や岩船郡の一部など複雑に分布していました。
 下越地方を中心とした新田開発を進め、6~10万石の年貢米を確保することや、近隣の藩の監視・情報収集などに努めてきましたが、1868年(慶応4年)3月の戊辰戦争の影響で会津藩預かりとなり、その後薩摩長州軍の侵攻により会津藩が退散したことによって約120年続いた代官所としての幕を閉じました。平成7年8月25日に復元された水原代官所は、この地の観光名所ともなっています。

越後亀紺屋藤岡染工場 外観
 

越後亀紺屋藤岡染工場 外観

下絵を生地に描きます
 

下絵を生地に描きます

 その水原代官所と目と鼻の先にあるのが、越後亀紺屋 藤岡染工場です。創業は1748年(延亨5年=寛延元年)で、260年以上続く老舗の染物店です。
 創業は水原代官所が出来た2年後で、当時は代官所からの仕事を受けることも多く、糸を染めたり、半纏や幟(のぼり)などを作るなどの作業をしていたということです。 創業当時と変わらぬ技法で、1点ずつを丁寧に手作業で仕上げており、今日に至るまでもその伝統を受け継いでいます。その丁寧な作りが評判を呼び、ベテラン2名・若手4名 総勢6名の職人で、県内外の有名旅館や老舗料亭など企業向けのオーダーメイド商品を中心に作り続けています。

型付けの作業
 

型付けの作業

生地に型紙をのせ、糊をおきます
 

生地に型紙をのせ、糊をおきます

 藤岡染工場で行う染物の技法は主に3つに分かれます。
  1つ目は暖簾や幕などの1点ものを作る際の「引き染」。これは刷毛で布に染料を塗るという作業。2つ目は染料に布を浸す「浸染(しんぜん)」。お祭りの際に欠かせない半纏を始め、酒蔵の蔵人たちの必須アイテム前掛けなどもこの技法です。そして3つ目が布の上から染料をかける「注ぎ染」。代表商品が手拭です。手拭は昔から日本人の生活にはかかせないもの。今でいうところのタオルと同じ働きをしていました。生活に密着しているという観点から、広告媒体としても盛んに使われてきました。

注ぎ染
 

注ぎ染

型付けした生地の上に染料を注ぐ
 

型付けした生地の上に染料を注ぐ

 近年、この手拭にスポットを当てたのが、8代目社長の息子である藤岡利明専務です。手拭に注目したきっかけは、15年程前、大手ビールメーカーの商品にキャラクターが描かれた手拭がおまけとして付いていたことだったと言います。

注ぎ染03
 

注ぎ染04
 

 妹さんを中心に絵型のデザインをされています。今までの手拭にはなかった新しくポップなデザインが人気を呼び、特に若い女性からの支持が高くなっています。また、新潟の長岡造形大学の学生さんのデザインによる「新潟手ぬぐい」の合同製作を2007年から開始しました。「売れるデザイン」・「新潟」をキーワードにデザインされた手拭は、斬新で個性的、かつ愛嬌のあるアイデアが盛り込まれ、毎年様々なデザインが登場しています。

 さらに、日本酒の酒蔵とのコラボレーション商品として、毎年日本酒のシーズンになると、「手拭包み酒」がいくつかの蔵から発売されています。お使い物のとして大変好評なシリーズとなっており、このシリーズの発売を楽しみにしているファンも多いのだとか。


 

新潟手ぬぐい
 

新潟手ぬぐい

 このように藤岡染物店では、伝統の技法を守り続けながら、新しい発想を取り入れていく、まさに「温故知新」を具現化し、新潟の良さを生かした新しい物産品を日々作り出しています。今後の新たな取り組みが楽しみになる老舗染物店なのです。
(写真協力:越後亀紺屋藤岡染工場)

 

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