しかし一方「コシヒカリBL」はコシヒカリと外来系の品種を交配して作られたものであることから、その食味や栽培に違和感や疑問を覚える米生産農家が、自分の追い求める米つくりをするために県外から種を買い求め、従来種の「コシヒカリ」を頑なに作り続けているところも存在しているのです。
自分の作った米を買ってくれるお客様の喜ぶ顔や、生産地域の環境などを真剣に考え、安心安全で美味しい米つくりに取り組んでいる農家では、自分たちで工夫し、努力し、研究を重ねながら、農薬をできるだけ使わず雑草と戦いながら、手間ひま掛かる有機肥料を用いる栽培方法で「コシヒカリ」を作って来ているのです。
「新潟屋」では、このように強いこだわりを持って米作りに取り組んでいる農家で作られる従来種の「コシヒカリ」で、毎日安心して食べていただける、農薬や化学肥料を一切使用せずに堆肥などの有機肥料だけで米作りを続けている「無農薬栽培米」・「有機栽培米」と、化学合成された農薬や肥料の使用を半分以下に抑えた「特別栽培米」の取り扱いを絞り込んでおります。
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有機JASマークは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し、認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
お米は、生産農家が種もみの育成から無農薬・無化学肥料で栽培したお米で、更にJAS有機認定機関の厳しい書類審査と現地調査を受け、その後、認定機関によって審議され、合格してようやくJAS有機認証を取得することができます。
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